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2010/02/16(火) 浜松医科大学医学部編入学試験

医学部編入受験生の皆様,こんにちは。
日本編入学院ブログ担当です。

今日は,浜松医科大学医学部編入の過去問分析を公開します。
受験生の皆様,どうぞご活用下さい。

英語
 浜松医科大学の外国語の問題は難解を極める。まず、英文自体が読みにくい。また、英作文もふつうの日本人は知らないような単語が多いので、完答するのは難しい。
 例年、最初の大問2問は長文読解である。短めの英文を2本ほど読んだあとに、それぞれの論文の問いに答えさせる。出題される英文は、医学の哲学的な側面をテーマにするものが多い。たとえば、「健康であるとはどういうことか?」について論じた論文が出題された。自然科学の論文よりも哲学などの人文科学的な英文が好まれる点は、めずらしい。たびたび、形而上学的な表現や隠喩が使われるので、文学的な教養(ホメロスのオデュッセイアなど)がないと内容を把握しにくい。ただし、問題は英文が理解できれば解ける。場合によっては英文全体が何を述べているのかが分からなくても解答だけはできることが多い。英文に圧倒されて、容易にあきらめないように。
 また、英作文も例年出題される。英作文は、新聞記事や新書、医学の専門書の抜粋を英訳させるものが多い。たとえば、「改憲」や「睾丸」などを英語で表現する必要があるので、英語をかなり得意とする人でないと完答は難しい。また、「きつねうどん」などの日本の食べ物を英語で説明する問題も出題された。このような問題は何とでも答えようがあるが、漠然としている分、評価は大きく分かれるだろう。

生命科学
 生命科学とあるが、実際の試験内容は物理学・化学・生物学である。いずれの科目も大学教養課程レベルの問題である。物理学は力学・電磁気学・波動・熱力学からバランスよく出題される。波動(光学も含む)からの出題が多いことは特徴的である。
化学は物理化学と有機化学からの出題が多いが、量子化学からもときどき出題される。物理化学は基礎的な問題が多いが、有機化学の問題はかなりレベルが高い。生物学は細胞生物学からの出題が多いが、解剖学や自然史からも出題される。また、視覚の研究室があるためか、視覚についての出題が多い。ただし、視覚の問題についてはかなり細かな知識まで問うので、視覚にヤマを張るのは得策ではない。まじめに分子生物学全般について勉強するべきである。

小論文
 日本語の短い文章を読ませて、その文章に関する問いに対して800字程度で答えさせる。テーマは多岐にわたる。医療の問題について意見を述べさせるものもあれば、世界の情勢について意見を述べさせるものもある。また、自分自の関心について説明させるものもある。限られた字数で説得力のある意見をまとめられるように、文章の構成を工夫する必要がある。
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